2020年12月18日金曜日

本が出ます

 激動の一年でした。

大きな流れの中にいて

時に溺れそうになりながら

ふと手を伸ばしたら流木があったり

空を見上げたら思いがけなく暖かな日差しが注いでいたり


誰かに、何かに守られているとしか思えないことが多々ありました。


無宗教、困った時の神頼みの人間ですが、

見えない大きな力に祈りと感謝を捧げたいと思いました。


”よくわかるデザイン心理学”

日刊工業新聞社から本が出ます。

お声がけいただいてから数年。

日比野の研究の集大成です。

なぜ私が周囲の大反対を押し切って

この研究をビジネス化し、世の中に還元したいと強く思ったのか

小さな紙の塊ですが、そこに原点があります。


お世話になった企業の方も、お忙しい中コラムを書いてくださいました。

ダイキン工業 K様

IPSA  H様

   電通 N様   

(いずれも書籍では実名です)

ありがとうございました。



https://www.amazon.co.jp/よくわかるデザイン心理学-人間の行動・心理を考慮した一歩進んだデザインへのヒント-BB-STONEデザイン心理学研究所/dp/4526080985/ref=sr_1_1?dchild=1&qid=1608094327&s=books&sr=1-1


PS

明日、我が家に新メンバーが加わります。


涼平、あなたを忘れるわけではないよ。

あなたの死をようやく受け入れられるようになったのかもしれない。

旅立ち という言葉はとても辛い。

涼平がどこかで旅をしているかと思うと...

ご飯は食べたのだろうか 

道に迷っていないだろうか

寂しい思いをしていないだろうか

心配でたまらなくなる。


むしろ無 の方がありがたい。

そして魂のひとかけらでも、私のそばにいてくれることを願う。



2020年10月30日金曜日

ペットロスと奈奈さんとスタンプー

 自分では気がつかなかったけれど、私、かなりやばかったみたいです。

複雑性悲嘆...に近い状態。

涼平が亡くなって8ヶ月。

犬のいない暮らし...味気なくて、寂しくて、悲しくて。

ずっと涼平の姿を探してしまうという...。

そんな中、

信頼できるブリーダーさんに出会い、

人生でおそらく最後の犬になるであろう、スタンダードプードルを迎える決心ができました。

今までスタンダードプードルって、なんだか、ざ〜ます♩って感じで、

お金もかかりそうだし、私には無理かなと。

でもこのブリーダーさんちのわんこを見たとき、一目惚れ。 

素朴でもふもふで、シャイで、優しくて...。

人生の良いパートナーになってくれると思いました。


奈奈さんというお友達が、この経緯をブログに書いてくださっています。

”自分で書かんかいっ!!” って怒らないでね。

奈奈さんの方が文章うまいし、ストーリーもわかりやすいし、

可愛いし、何しろスタンプーの可愛さを知ったのは奈奈さんのおかげだし....クドクド言い訳 

https://benenina.exblog.jp/31718302/

3部作です♩ いや、素晴らしい。


11人(頭)も可愛いスタンダードプードルが生まれています

どなたか家族として迎えてくださる方がいらしたら、是非ご連絡くださいませ。hibino@bbstonedpu.com











2020年10月2日金曜日

月と金木犀 そしてオフィス移転

オフィス移転完了しました!

コロナ禍でオフィスを縮小する動きが加速する中
あえて千葉駅前 スペースほぼ倍

なんという決断をするのか! と我ながら笑ってしまいました。

でも...

今まで大きな決断で失敗したことがないという根拠のない自信
世の中が止まっているときは動くべきだと勝手な持論
空が綺麗なところで仕事をしたいというこれまたわけのわからない願望


BBSTONEはとても小さなインキュベーション施設でスタートしました。
千葉駅前の広いオフィスに移転できたことはそれなりに感慨深いです。


引越しが終わり
夜 疲れて眠る前、窓を開けたら...

綺麗なまあるい月
金木犀の甘い香り
秋の少し尖った空気

この一瞬を私はずっと覚えているだろうな。



引越し屋さんは重い荷物をヒョイっと運んでくれて
不動産屋さんは私の希望を聞いて必死で物件を探してくれて
電話工事の人は床を剥がして作業してくれて

世の中、いろんな人がいろんな力を出し合って回ってるんだなと。


私は何ができるだろう。

謙虚に
感謝の気持ちを忘れずに
頑張ろうと思いました。



















Mさん、見たことのないほど立派な胡蝶蘭、ありがとう。
Kさん、可愛い花束、とても良い香り、ありがとう。
K君、極楽鳥のような花を咲かせるというストレチア、ありがとう。
花言葉は「輝かしい未来」

コロナで苦しい中
未来が明るく輝くものでありますように





 

2020年9月12日土曜日

スダチ

毎年恒例の夏バテ祭り(涙)。

冷え、ストレスから胃腸に来て...。

涼平がいなくなり、半年...いまだにメソメソしているのも良くないのかな。 

そんな時、遠くに住んでいる高校の先輩から、スダチが届きました。

ご自宅の畑でスダチがたくさん獲れたらしく。

ふと、日比野さんを思い出したから...と送ってくださいました。


スダチの清々しい香り。

太陽の香り。

土の香り。

体調を気遣ってくれる先輩の優しさ。


スダチを見て、人間って泣けるんですね。


大手企業を退職し

人生を模索する中、新しい生き方を選んだ先輩

私にはとても真似できそうにありませんが、遠くから憧れています。

いつか先輩のような生き方をしたい。

本当にありがとうございました。


元気になれそうです。



2020年8月21日金曜日

唐澤さん

 私にはまだ会った事のない、唐澤さんというお友達がいます。

起業して間もない頃、

ダイキン工業様と高齢者の方にも使いやすいリモコンを開発しました。

NHKにも取り上げられ、反響を呼んだ製品です。


そんな時、唐澤さんからfacebookのお友達申請が。

機器類を使って編み出される格調高い文章

  身体的には不如意があろうとも、とことん自力で生き抜く自信と気力がある。

  精神の自由だけは守りたい この言葉は私を打ちのめしました。

  

いつかお会いしたいと思いつつ8年の月日が流れ...。

唐澤さんの文章は、起業の原点を思い出させてくれます。

思い上がった私を諌めてくれます。


唐澤さんのコラムに圧倒されました。

ご許可を戴き、掲載させていただきます。

唐澤さ〜ん、コロナが落ち着いたら、必ず会いに行きます!

早く会わないと、私、おばあさんになっちゃいます(笑)!











2020年8月3日月曜日

誰かを大切に思うこと

金色に輝く小麦を見ただけで、僕は君を思い出すようになる。
麦畑を渡っていく風の音まで、好きになる...。

         星の王子様 p102より

王子様が地球で出会ったキツネの言葉です。’

こんな小さな想いが積み重なって
人は悲しみをまとい
人生は豊かに優しくなっていくのかな。

涼平の兄弟、ガンモが亡くなりました。

私は風の音まで好きになったよ...。


2020年7月28日火曜日

11年 新たなスタート

起業して11年が経ちました。
私の人生の中で、なんと濃い、必死な11年だったのだろう。

朝から晩まで仕事、1日たりとも1秒たりとも、仕事が頭から離れたことがなかった。

失敗だらけでした。
  ”見積書出して” と言われ、どうやって書くんだろう と途方にくれたこと。

  金額を一桁間違えて、
    ”そ、そんなに高いんですかっ”と担当者から慌てたお電話をいただいたこと。

  請求書に、ライバル企業の名(両社とも巨大企業 汗)をデカデカと書いて...
    ”日比野さ〜ん、ウケ狙わないでよ〜” と笑われたことも。
     (いや、ウケ狙いじゃなくて、マジで間違えました)

11年で確信したこと。

    BBSTONE   尊厳の石  この社名はとても正しかったなと。

    弊社のクライアントは日本を代表する巨大企業がほとんどです。
    問題解決に行き詰まった時、弊社にご相談が寄せられます。

    会社の規模は違うけれど、
    一つの目標に向かって互いに相手を敬う気持ちを持って仕事を進めていくこと。
    成功の鍵はこれしかないと断言できます。



コロナで世の中が縮こまっている中、次の一歩を踏み出すことにしました。

オフィスを移転します。
今までインキュベート的な色彩の強いオフィスでお世話になっていました。
今更ながらの、独り立ちです。
千葉駅に近く、景色の良いところ...階も高いが家賃も今より少し高い(笑)。

リモートワーク、オフィス不要論が高まる中、世の流れと逆行。
大バカモノと言われます。
でも、起業した時に頂いたご批判に比べれば、なんてことない(笑)。

会社登記が2009年、新型インフルで世界はパンデミック。
大学ベンチャーの認定を受けたのが2011年、大震災。

コロナ禍の中、新たなスタートを切ることは必然かもしれない。




涼平がいなくなって5ヶ月。
一人で公園を歩いていると、ふっと涼平が現れる気がします。
そんなわけないよね...と空を見上げてしまう。




 そんな私をきゃーすけが心配してくれています(いや、全然してないか 笑)。




 

2020年4月14日火曜日

空 

ブラインドを上げたまま眠ってしまい...

淡いさくら色の光で目覚めました。



鉛色の景色の中、
一瞬 空が見せた優しい光

気を抜くな
でも、出口は必ず来る。

行動が変われば道は開ける。

頑張れる気がします。

Stay Home

2020年3月9日月曜日

涼平

涼平は戦友でした。
時に子供で、父親で、恋人で...たまに愛犬でした。
チャイニーズシャーペイという珍しい犬。

信頼する相手には愛情深く誠実ですが、仲間と認めない相手には警戒心や闘争心を表す闘犬種。

彼にとっての仲間は、全世界で3人 私、夫、娘。

彼との生活は真剣勝負でした。
誤魔化しを許さない、真の愛情だけを彼は求めていました。

2月10日の朝、突然倒れ...。

誇り高くベタベタ体を触られるのを良しとしない彼が、倒れてからは私に全てを委ねてくれました。
スポイトでの給餌、オムツを受け入れて。

介護は大変でしたが、濃厚で幸せな時間でした。
朝から晩まで涼平の隣にいて、体をさすって、話しかけて。
涼平より、私が癒されていたのかも。

亡くなる前の晩、あまりにも辛そうで...。
安楽死をさせたい と明け方獣医さんにメールをした数時間後に、旅立ちました。

涼平、私に安楽死の選択をさせたくなかったんだよね...。

2月28日 8:05
私の腕の中で涼平は生を終えました。

この静寂、空虚な心
透明なビニールの中にいるような、世界から隔絶されたような孤独



倒れた直後。
暖かい日差しの中で一緒に過ごしたね。



まだ元気だったころ。 シワシワ。


朝、目がさめると、こんなヘンテコな顔でじっと私を見ていました。




涼平はコタツが好きでした(笑)頭隠して...。








近所の方がお花を持って会いに来てくれたよ。
遠くの犬友も、涼平の好きだったイチゴや、綺麗なお花を届けてくれたよ。

ブログを書くことができるくらい回復したからもうなんとか大丈夫。

でも、あなたのいない生活、がらんとしたリビング にはまだまだ慣れないよ。
スーパーであなたが好きだったリンゴやサツマイモを見て、泣いてしまいました。

ありがとう、涼平。







15年