2012年10月18日木曜日

一緒に居ること

今朝の毎日新聞の投稿欄、思わず切り抜いてしまいました。

ご主人を亡くし悲嘆にくれていた方が、立ち直るきっかけになった、ある神父さまの詩です。

「一緒に居ること」

死ぬということは、なんでもないことなのです。
私が隣の部屋に移っただけのことなのです。
お互いの今までの関係がそのまま続いているのです。
今までと同じ名前で呼んでください。
今までと同じに気楽に話してください。
ちょっとした冗談にも、いつも笑っていたようにおもしろがって笑ってください。
微笑んでください。
私のことを考えてください。
私のために祈ってください。
私の名前を家族に入れておいてください。
私はあなたを待っています。
少し離れて、ほんの近くで、ちょっと角を曲がった所で。
全く大丈夫です。
何も過ぎ去っていませんし、なにも無くなっていないのです。
ほんの一瞬が過ぎたあと、すべては元のままでしょう。
でも良くなっているのです。
永遠に
今まで以上の楽しさの中で。
                      以上


私は無宗教、苦しいときの神頼みだけは人一倍!の人間。
でも、この神父様の詩には心をうたれました。
最近、ご家族を亡くした方、愛するペットを亡くした方が友人の中にいます。
何の慰めにもならないけれど...。
愛するご家族もペットも、心の中にいつも住んでいるんだよと伝えたくて。

2012年10月8日月曜日

日経ビジネスに

10月8日発売の日経ビジネスに掲載されました。

日本を救う次世代ベンチャー100

”心を読む技術が離陸” 
というタイトルで弊社が特集トップ、見開き2ページという
あり得ない大きさで取り上げられました。

素直に嬉しいです。

まだ目を通す前に、日経ビジネスを購読している友人からメール。

   ”す、すごいことになってる。とにかくすごいです!”とわけのわからないメール。

事情を聞いて、あまりにも大きな扱いに、持っていたアンパンを落っことしました!

   ”で、美人社長って書いてくれてる?” と聞くと、
   ”いーえっ、全くっ” だそうです。

だよね...(笑)。 次回にがんばろっと♩

しかし、日経ビジネスに取り上げて頂けるとは夢にも思いませんでした。
本当にありがたいことです。
分不相応な気もします。

取材をしてくださった記者さんは、日本の製造業の競争力の低下に、強い危機感をもっていらっしゃいました。
   デザインの力で、日本企業にとっての強力な援軍へ...そうおっしゃっていました。

さっきまでの浮かれた気持ちはどこへ、
責任の重さ、期待の大きさを感じます。

起業時からの道のりを振り返ると
嬉しい、でも、初心を忘れずにやっていこうと思います。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/NBD/20120928/237411/?ST=pc

T記者さん、ありがとうございました。
ご期待を裏切らないように、頑張ります。




2012年10月7日日曜日

CEATEC終了

1メートルを歩くのに、3秒かかる。
足はパンパン、頭ぼさぼさ、まだ頭が朦朧としている(ん?いつものこと?)。

幕張メッセで開催されたCEATEC JAPANに、弊社も出展しました。
と書くとかっこいいですが、千葉市のブースの一画を借りての出展。

初日に設備上の大トラブルが発生。
撤退 という文字も頭をかすめたほど。

立ちすくむ私をよそに、研究員たちの動きは素早かった。
いろんな思いがあっただろうに、すぐに資材調達に走り、黙々と作業をこなしてくれた。

さらにリコーの方が登場。
最新のプロジェクター http://www.ricoh.co.jp/info/121001.html を無償貸与、弊社の動画を会場およびテレビ会議システムを使って海浜幕張駅で流してくれるという話が急遽まとまった。

3年前
 ビジネスプランを話しても、意味わからないと笑われ
 そんなのビジネスになるわけがない
 大学工学部初のベンチャーを、大学外部の、
 しかも経営などに縁もゆかりもない女が立ち上げるなんて許されない...

今考えると、かなりの風圧だったかもしれないが、
とにかく自分は正しい(嫌な女 笑)!と無鉄砲に突き進んで、壁をぶち壊した...じゃない、乗り越えた。

で、何が書きたいかというと、
私の最大の武器は、”周囲の人に恵まれる” ということだ。

今までの人生で、苦境に陥ったとき、必ず救世主が現れる。
恐ろしいほど。
100%だ。

占いなんて全く信じないが、友人に無理矢理連れて行かれた占い師に言われた。
”あなたね、よくわからないけど(正直な占い師だ 笑)、なんかすっごいパワーを持った人か、動物か、何かが後ろにいて守ってるわよ” と。

会場にいらしてくださった皆さん、ありがとうございました。
初めての出展で心細い中、皆さんの顔を見つけた瞬間の嬉しさ!
会場には来られないけど、メールで励ましてくれたり、
部下をよこしてくれた友達(ナイスな査定をしてあげてね)
プロジェクトが重なる中、頑張ってくれた研究員のみんな
機材を貸してくださっただけでなく、
アドバイスをくれたり、弊社の営業までしてくださった㈱リコーの皆様
このような機会を与えてくださった千葉市、千葉県の皆様

本当にありがとうございました。






15年